生まれてから死ぬまで、人はさまざまな「儀式」に関わります。
儀式とは、一つ一つけじめをつけて、次のステージへ進んでいくためのものともいえます。
節目を大切にしてきた日本人だからこそ、「儀式」が気持ちの切り替えをする役目を果たすことを実感しているのではないでしょうか。
人生のなかでの大きな儀式といえば、結婚式があげられます。
一般に女性は、お子さんの結婚式の準備が、あまり苦にならないといいます。
そこには、希望や未来が「幸せ」というものに包まれて見えているからです。
でも、葬儀はどうでしょう。
なかなか重い腰があがらないのは、女性も男性も同じなようです。
人生の終着駅である「死」と向き合いながら、その準備をするためには、多少なりとも気持ちの余裕が必要だからなのかもしれません。
葬儀の話というと「人の『死』についてあれこれ言うなんて縁起でもない」と思われる人もいます。
誰だって「死」についてはあまり考えたくありません。
自分の「死」ならなおさらです。
ですが、あなたがいつ死ぬのか、それは誰にも分かりません。
もしかすると明日交通事故にあうかもしれないし、夜中に急に苦しくなって病院に運ばれてしまうかもしれません。
「死」に対して拒絶反応を示したり、あえて考えないようにしているというのは、不安な気持ちの裏返しであるような気がします。
では、その不安を打ち消すためにできることは何でしょう?
死んでしまってから「葬儀ってなんだろう?」と考えるわけにはいきません。
いつ訪れるか分からない自分の葬儀をどんなものにするのか、決めることができるのは生前だけです。
「立つ鳥跡を濁さず」という日本人ならではの考え方からでしょうか。
自分かいなくなっても周りが困らないように、できるだけ身綺麗にしてから旅立ちたい。
そう考える方もおられます。
最近、自分が死んだときのことを考えるようになってきた……という方だけでなく
「こんなところで葬儀がしたい」
「こういう葬儀がしたい」
「自分らしい葬儀にしたい」
葬儀に対しての知識や経験はなくても、ただ、なんとなく「こんなふうに」という希望は、多かれ少なかれ誰でも持っているのかもしれません。
近年では、熟年層を中心に「終活」が話題になっています。
新聞、雑誌やテレビなど、あらゆるメディアで特集が組まれていますので、関心を持たれている方も多いのではないでしょうか。
「終活」とは「人生の終わりのための活動」を略したものです。
人生の最期をよりよいものにするために、自分で葬儀やお墓を決めておくなどの準備を意味します。
前向きで型にとらわれない新しい葬儀への考え方は、団塊の世代を中心にますます広まってきているように感じます。
もしかすると、従来の葬儀は形式的になり過ぎていたのでは?
いままで世間体や見栄にこだわり過ぎだったのかも・・・と以前から感じていた方も多かったからではないでしょうか。
現実的な考え方をする人が増えてきた、といえるのかもしれません。
ご自身の葬儀へのご相談を聞いていると、葬儀そのものについての不安と同時に、その準備また葬儀後のさまざまな手続きや処理においても、同じように漠然と不安を抱えておられるように感じます。
残した家族への負担も考えて、自分が死んだ後の心配事をできるだけ解決しておきたい、と思われているのですね。
また、
「1人だから家で死んでしまったらどうしよう?」
「お墓はどうしよう?」
「お骨はどうしたらいいの?」
と、特に1人暮らしの方や、お近くにお子さんやご兄弟がいらっしゃらない方は、気掛かりなことも多いようです。
自分の葬儀について、事前に相談しておくべきなのか?
それとも、死を迎えた後に、残った家族にまかせざるを得ないのか?
さまざまな理由や考え方で、その時に直面してから相談すればいい、まかせればいい、という考えを否定はしません。
しかしながら、事前に相談されている方の多くが、
「相談してよかった。少し落ち着いて考えられるようになった」
との感想を下さるのも事実です。
自分が死んだ後、残った家族が葬儀のことで悩む姿を想像するだけで心苦しいと考えられる方もたくさんおられます。
「そのとき」に備えての心構えや準備は、あなたとあなたの家族の安心にもつながります。
これも、新しい葬儀のカタチといえるかもしれないのですが、このような事前のご相談に対する知識や対応へ、とても力を入れている葬儀社も全国に現れはじめています。
「心に残る家族葬」(http://www.sougiya.biz/)もその一つ。
生前予約も受け付けており、また親身になってあなたの希望に沿った最善の葬儀を提案してくれるので、人気が徐々に出てきています。
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